不幸な猫を減らす小さなカワイイお菓子「さくらねこクッキー」

不幸な猫を減らす小さなお菓子「さくらねこクッキー」が、オンラインショップの「元祖猫商 丸山商店」から発売されました。

元祖猫商 丸山商店から発売された「さくらねこクッキー」

可愛らしい見た目をした猫のクッキーですが、よく見ると猫の右耳が桜の花びらのような形にカットされており、表面にも桜の花びらが描かれています。

「さくらねこ」がプリントされたお菓子のクッキー

実はこのデザインには、「TNR」や「さくらねこ」をたくさんの人に知ってもらいたい、という店主の方の想いが込められています。

「TNR」とは、外で暮らしている猫の繁殖を防止することで糞尿被害や殺処分される猫を減らす取り組みのことで、野良猫を捕獲し(=Trap)、避妊去勢手術をし(=Neuter)、元の場所に戻す(=Return)の頭文字を取ってTNR活動と呼ばれます。

野良猫のイメージ写真

しかし、手術を受けた猫を元の場所に返しても、外見だけでは手術を受けた猫かどうか判別できないため、再び捕獲されて麻酔を打たれてしまうといった事が起きてしまいます。そうした事態を避けるため、TNRでは手術済みの猫であることが見た目で分かるように耳先をV字型にカットすることが一般的で、そのような耳を持つ猫を「さくらねこ」と呼んでいるんですね。

さくらねこ(茶トラ)のイメージ写真私もさくらねこですニャ

このクッキーは、同店の店長が「さくらねこ」を家族に迎え入れた時に、ケガによって耳が切れていると思われたり可哀想という声が寄せられたことから、「TNR」や「さくらねこ」の認知が低いことを実感。少しでも広めたいという思いから生まれたお菓子なのだとか。

ちなみに、耳をカットするのは不妊手術の全身麻酔が効いている状態の時に行われるため、猫が痛みを感じることはなく出血もほとんどありません。

手術を受ける猫のイメージ写真

また、このクッキーは殺処分ゼロを目指し不幸な猫を減らすことを目的に、売上の1割が「公益財団法人どうぶつ基金」に寄付される仕組みとなっています。

どうぶつ基金は、行政による猫の殺処分ゼロを目指して毎年全国数千匹の野良猫に無料で不妊手術を施し、個体数が増えないようにする取り組み「さくらねこTNR」を行っているほか、現在は7月末まで地域猫や譲渡犬猫などを対象にしたワンニャン写真動画コンテストを主催するなど、犬猫の不妊手術奨励や動物愛護の普及啓発を行っている団体です。

どうぶつ基金(C) doubutukikin

このような想いや目的が込められた「さくらねこクッキー」ですが、ケーキ屋さんがひとつひとつ丁寧に焼き上げた手作りで、小麦粉、バター、グラニュー糖、卵のみというシンプルな材料で作られており、お母さんが作ってくれるような素朴でやさしい味わいです。

クッキーはひとつひとつ個包装されていて、1枚から購入できるという珍しい販売形態。保存料は無添加ながら賞味期限が2ヶ月あるので、自分用だけでなくプレゼント用にも良さそうです。

可愛いラッピングで個包装された「さくらねこクッキー」1枚入りでもラッピングしてくれるニャ

販売元の「元祖猫商 丸山商店」は明後日7月15日(土)から2日間、東京・浅草で開催される「にゃんだらけVol.4」にて、ブースB2の場所に出店されるそうですので、イベントに行かれる方はぜひチェックしてみては。

画像提供:元祖猫商 丸山商店