古代ペルー人も猫が好き?ナスカの地上絵から2200年前のネコの絵が発見される

南米・ペルーの文化省は2020年10月15日、世界遺産「ナスカの地上絵」が刻まれている砂漠エリアで、新たに巨大な「ねこ」を描いた地上絵を発見したと発表しました。 尖った両耳に胴長のボディ、クルッと巻いた尻尾から、いかにも猫をモチーフにしたと思われるこの絵。一見すると子供の落書きのようにも見えますが、ひとつひとつの線は30~40cmほどの幅があり、横は37メートルにもおよぶスケールで描かれています。 作られた年代は紀元前200年頃と推定され、ハチドリなど有名なナスカの地上絵よりも古く、これまで2200年もの間ずっと発見されることなく眠っていたといいます。 横長の体と頭を正面にした構図で、口元が少し微笑んでいるようにも見えるのが印象的で…