三木眞一郎や落合福嗣らが猫の住人を好演!映画「泣きたい私は猫をかぶる」特別映像を公開

今年の6月に公開予定の長編アニメーション映画「泣きたい私は猫をかぶる」から、初解禁の本編シーンを含む特別映像が本日公開されました。

Netflixで独占配信が決まったアニメ映画「泣きたい私は猫をかぶる」のメインビジュアル

「思春期特有のゆれ動く感情」と「猫に変身するちょっぴり不思議な世界」が交差しながら本当の自分を見つけるストーリーを描いた本作は、志田未来さん×花江夏樹さんによるW主演をはじめ、主人公を「猫」世界へと導く謎のお面屋<猫店主>に山寺宏一さん、担任教師の<楠木先生>としてお笑いコンビおぎやはぎの小木博明さんなど、声役を豪華メンバーが演じることもあって注目を集めています。

この度解禁された特別映像では、主人公の女子中学生「ムゲ」にお面を授けた怪しい猫店主の「猫になればよいことだらけ、もう大抵のことは幸せだよ」という甘いささやきからスタート。

お面の力で猫に変身したムゲが好意を寄せる日之出に向かってダイブする姿や、日之出におねだりしてご飯を作ってもらったり、無防備な寝顔を近くで眺めたり、頬ずりしてもらったり…と、猫ならではの特典を満喫する姿が映し出されています。

大好きな日之出のそばにいられる喜びと、周囲との関係に悩むことがない自由気ままな猫の生き方に、次第に心地よさを覚えていくムゲ。やがて彼女は、人間には見えない猫だけの秘密の世界「猫島」へと足を踏み入れることに——。

そこで暮らしていたのは、かつては人間だったけれど猫として生きることを選んだ「猫住人」たち。


映像では、ムゲ(猫に変身した時の名前は太郎)が居酒屋らしき店で猫住人と話し込む姿や、真剣な顔つきで街を駆け抜けたり、投石機のような装置で飛ばされたりといったアクションシーンも登場するなど「猫島」での大冒険を予感させるほか、映像の最後にはこれまでのトボけた表情から一変、鋭い爪をキラリとのぞかせながら目を見開いてムゲに迫る猫店主の姿も。果たしてムゲはどうなってしまうのか!?

人間の登場人物だけでなく、猫もさまざまな個性溢れるキャラクターが登場する本作。今回の映像では猫のキャラクターを演じる豪華声優の顔ぶれも明らかになってきました。

ムゲの父の婚約者・水谷薫の飼い猫で、ムゲと同じ家に暮らすメス猫の「きなこ」の声を担当するのは、『魔法少女まどか☆マギカ』『フレッシュプリキュア!』などの作品に出演している喜多村英梨さん。

映画「泣きたい私は猫をかぶる」に登場するメス猫の「きなこ」
薫の飼い猫「きなこ」

飼い主にしか懐かない猫だけれど何かとムゲの動向をうかがう一面もあり、実は密やかにある策略を巡らせている…という謎多き猫キャラクターを演じています。

また、ムゲが猫島で出会う猫住人の声役にも注目。

普段は落ち着き払っているけれど、イザという時には行動的で頼れる「カキヌマ」役を三木眞一郎さん。ムゲに早く人間の世界へ戻るように諭す「タマキ」役に佐久間レイさん。島に来たばかりのムゲを住人たちの溜まり場へと案内する「スギタ」役は吉田ウーロン太さんがそれぞれ担当。

映画「泣きたい私は猫をかぶる」に登場する猫住人のカキヌマ、タマキ、スギタ、太郎
左からカキヌマ、タマキ、スギタ、太郎

猫になったムゲを心配して泣いてしまうほど涙もろい「ハジメ」役を落合福嗣さんが演じるなど、迷えるムゲに手を差し伸べる気のいい猫住人たちからも目が離せません。

映画「泣きたい私は猫をかぶる」に登場する猫住人の太郎とハジメ
手前:太郎/中央:ハジメ

本作は2020年6月18日(木)より、映像ストリーミングサービスのNetflix(ネットフリックス)にて全世界独占配信される予定となっています。

<ストーリー>
笹木美代(ささき・みよ)は、いつも明るく陽気な中学二年生の女の子。空気を読まない言動で周囲を驚かせ、クラスメイトからは「ムゲ(無限大謎人間)」というあだ名で呼ばれている。しかし本当は周りに気を使い、「無限大謎人間」とは裏腹に自分の感情を抑えて日々を過ごしていた。

そんなムゲは、熱烈な想いを寄せるクラスメイトの日之出賢人(ひので・けんと)へ毎日果敢にアタックを続けるが全く相手にされない。めげずにアピールし続ける彼女には誰にも言えないとっておきの秘密があった…。それは、猫の姿になって大好きな日之出に会いにいくこと。実はムゲは、ある夏祭りの夜お面屋にいた猫の店主から、「かぶると猫へと姿を変えることができる」という不思議なお面をもらって以来、猫・太郎として日之出の家に通っていたのだ。

普段はクールに振舞う日之出だが、太郎にだけは素直な気持ちを打ち明けることができ、いつしか太郎は日之出の支えになっていた。≪人間≫のときには距離を取られてしまうが、≪猫≫のときには近づけるふたりの関係。ムゲもまた、猫でいれば周囲との関係に悩むことない自由さを知り、次第に心地よさを覚えていく。
猫として長く過ごすほど、いつしか猫と自分の境界があいまいになるムゲ。ある日、再び現れた猫店主から、猫の“お面”とムゲの“顔”を交換し、≪人間≫を捨て≪猫≫として生きるよう迫られる…

このままずっと、あなたのそばにいたい。でも、≪私≫に戻ることができなくなる――
自分が誰に支えられているのか。大切なものに気がつくとき、二人の世界が変わり始める。

作品情報

題名:泣きたい私は猫をかぶる
出演:志田未来 花江夏樹 小木博明 山寺宏一
監督:佐藤順一 柴山智隆
脚本:岡田麿里
主題歌:「花に亡霊」ヨルシカ


© 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会

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