※追記あり（2022年2月28日）

猫はその可愛らしい見た目とは裏腹に、ちょっぴりおバカな一面が出てしまうのもまた、彼らの魅力のひとつ。周りを警戒するのを忘れて何かに夢中になっている時には、予想外の行動や表情を見せてくれることがあります。

そんなネコたちばかりの写真を集めて話題になったのが、2017年に発売された『必死すぎるネコ』という写真集。

本能の赴くままに行動している姿やハプニングに遭遇したとっさの表情など、可笑しくも愛おしい「必死すぎるネコ」たちを収めた写真集は、テレビ番組をはじめ雑誌やWEBサイトなどでも取り上げられて大きな注目を集めたほか、2019年には第二弾となる写真集「必死すぎるネコ ～前後不覚篇～」も発売され、シリーズ累計で8万部を超えるベストセラーとなっています。

2月2日にはその『必死すぎるネコ 』シリーズ最新版となる写真集が登場。
今回のサブテーマは「一心不乱篇」です。

一心不乱とは、一つの事に心を集中して、他の事のために注意を奪われないでいる様子のこと。

本書には落ち葉とバトルする猫や、絶壁クライミングに挑戦する猫、勢いあまって逆さまになってしまった猫、忍者のごとく水面を駆け抜ける猫などなど、何かに一心不乱になってしまった猫たちのユーモラスな写真が、オールカラーで96ページにわたって収録されています。

著者は猫写真家として活躍している沖昌之さん。

もともと家電の営業マンやアパレル企業のカメラマンをしていた沖さんは、ある日公園で出会ったアメショ柄の猫に魅せられて、猫の写真を撮り始めようと決意。その後は、猫のぶさかわいい表情やしぐさを捉えた写真集『ぶさにゃん』を発表し猫写真家として一躍有名に。

これまでに多くの猫写真集を出版し、猫専門誌『猫びより』や週刊誌『AERA』などで連載も手掛けているほか、参加者を募って台湾ネコ撮影ツアーを行うなど、猫の写真に関する多彩な活動を展開中。

普段はおっとりした性格ながら、猫を撮影している時には自らも必死になってしまうと言います。

本書の発売を記念して京王百貨店新宿店（東京都）では、2月3日〜2月9日まで写真展を開催。

会場となる6階イベントスペースには40枚以上の写真パネルが展示されるほか、イベント限定グッズなども販売される予定で、本書に収録されている写真や過去作品の中から沖さんがセレクトしたという新作のポストカードも登場します。

写真展の期間中は昼頃から閉店まで本人の在廊が予定されており、2月6日(日)の午後2時からは30分ほどのトークショーも実施。著者の公式ブログ（野良ねこちゃんねる。）によると、在廊中は沖さんの写真集やグッズにサインをしてもらうことができ、本展で購入したものだけでなく過去に購入したものまでサインの対象になるのだとか。

その他にも、神田神保町にある書籍「書泉グランデ」の7階イベントスペースでは、発売記念のトークイベント＆サイン会が2月19日(土)17時より予定されています（要事前予約）。

▽追記（2022年2月28日）
3月2日からは東京・京橋にあるギャラリーで写真展の開催が決定。
本書に掲載されている写真が多数展示されます。

＜写真展情報＞
日程：2022年3月2日(水)～3月13日(日)
時間：12:00～19:00(最終日17:00)
休館：月曜・火曜
入場：無料
会場：72Gallery
住所：東京都中央区京橋3−6−6 エクスアートビル1F

＜参考＞
・ヤンキー顔の猫に癒やされる！ねこカメラマン・沖昌之さんの新作写真集​​『イキってるネコ』
・のどかな自然には猫が似合う♪ 島で暮らすネコたちの写真集『日本の島のごきげんな猫』
・キジトラ猫は好きですか…？キジトラ＆キジシロ柄の猫だけを収録したマニア向け写真集が登場

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