生涯500匹のネコと暮らした文豪、大佛次郎の記念館で写真展がスタート!夫人の愛猫展も同時開催

猫を愛した作家・大佛次郎(おさらぎ じろう)の記念館で1月6日より、2つの企画展が同時に開催されます。

ネコ好きな人は注目ニャ

明治30年に誕生した大佛次郎は、鞍馬天狗シリーズや赤穂浪士、パリ燃ゆ、天皇の世紀などの作品を執筆した国民的作家であると同時に、「猫は一生の伴侶」と語っていた愛猫家。家の中では常に10匹以上の猫に囲まれて生活し、生涯で一緒に暮らした猫の数は500匹を超えると言われるほど猫との関わりが深く、さまざまなエピソードが残されています。

生前は作家として猫に関する読み物を数多く残しただけでなく、猫の置き物や玩具なども収集。横浜市中区の観光名所・港の見える丘公園にある大佛次郎記念館には、大佛次郎が所蔵していた猫にまつわる品々が展示されています。

大佛次郎記念館の外観

近年はネコ好きな大佛次郎にちなんで、アマチュアを対象とした猫の写真展を毎年開催。2021年の今年も1階ロビーでは一般の人々から寄せられた応募作品が一挙に展示されます。

展示イメージ

また同展では、来場者による展示作品の人気投票が恒例となっており、2階の閲覧室では気に入った作品に投票することができるほか、今回はコロナ禍で来館できない人でも楽しめるように、SNSで展示作品を1日4点ずつ公開(休館日を除く)。そこで獲得した「イイね!」の数も各作品の投票数としてカウントされる試みとなっています。

<大佛次郎記念館 公式SNS>
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https://www.instagram.com/osaragineko/

会期は2021年4月18日までの約3ヶ月間で、2階ギャラリーでは「コンとコトン~大佛夫人と白猫ものがたり」も同時に開催。

大佛次郎の生涯の伴侶である酉子夫人(1898-1980)は、大佛から親しみを込めて「コン」との愛称で呼ばれており、独身時代には吾妻光(あづまてる)という名で10本ほどの映画に出演している映画女優の先駆け的な存在。一方の「コトン」は、大佛家の飼い猫の中でも飛びぬけてお利口だったという白猫のこと。

酉子夫人と、白猫のコトン

大佛次郎の小説には夫人を思わせる美しくモダンな女性と、印象的な白猫がたびたび登場しますが、本展では写真や資料などを通じて酉子夫人の横顔や、コトンをはじめとする猫たちとの愛情あふれる日々を垣間見ることができます。

会場には大佛次郎のロングセラー童話作品「スイッチョねこ」の原画も展示。日本を代表する舞台美術家・朝倉 摂(あさくら せつ)による色鮮やかな原画を鑑賞することができます。

イベント概要

「大佛次郎×ねこ写真展2021」
「コンとコトン~大佛夫人と白猫ものがたり」

期間:2021年1月6日(水)~4月18日(日)
時間:10:00〜17:00 (最終入館16:30)
休館:月曜(休祝日の場合は翌平日)
観覧:一般200円(中学生以下無料)

会場:大佛次郎記念館

神奈川県横浜市中区山手町113

<参考>
500匹のネコと暮らした昭和の文豪、大佛次郎の猫愛エピソードを収録した書籍「大佛次郎と猫」
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