猫を終生飼育できるか

猫と一緒に暮らしていく中で、予期せぬことが起こる可能性は誰にでもあります。

  • 経済的に飼育が困難になった
  • 家族が猫アレルギーを発症した
  • 家を長期間空けなければならなくなった
  • 転居先でペット飼育可の住居が見つからない
  • など、思いもよらぬことが起こってしまい、猫を飼育するのが難しくなってしまう事があるかもしれません。

    自分が思っていた以上に飼育にお金がかかったり、お世話が大変に感じたり、近隣住民から苦情がきてしまう可能性もあります。

    また、猫は年をとっていずれは老猫になりますので、動物病院にかかる回数が増えたり介護が必要になってしまうこともあるでしょう。

    しかし、そのような状況でも、猫の飼育を放棄する訳にはいかないことを認識しておきましょう。

    2013年に改正された「改正動物愛護管理法」では、飼い主は動物を「最後まで責任をもって飼育しなければならない」ことが明記されました。

    これによって動物を殺傷することはもちろんのこと

  • 餌を与えなかった
  • 重症なのに放置していた
  • 不衛生な環境下で飼育していた
  • など、飼育が原因で動物を衰弱させてしまった場合には、飼い主に虐待罪の罰則が適用されます。

    最後まで責任をもって飼育するということは、例えば飼い主自身が高齢であったり健康的な問題を抱えている場合などには、猫の平均寿命まで飼育できそうかを考えなければなりませんし、ペット飼育可の住居を常時確保できないような生活環境にある場合は、安易な気持ちで飼育すべきではありません。

    参考までに、猫の平均寿命は室内飼いの猫の場合で16歳、外にも出る猫の場合だと13.2歳くらいになります(一般社団法人ペットフード協会が行った平成25年度の調査結果)。

    本当にどうしても飼育できなくなった時には、代わりに飼育してくれる人が見つかるまで、知人や施設などを探し続ける覚悟があるのか、猫を飼う前に自分自身でよく考えてみる必要があります。

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