経済的に猫の飼育が可能か

猫を飼育するうえで必要な費用はある程度予測できますが、急に発生する医療費は予測することが困難です。

基本的には、「初期」「毎月」「初年度」にかかる費用を把握しておき、なおかつ突発的な事故や病気で急に治療費が必要になっても、飼い主さんの生活に支障が出ない程度の経済的なゆとりが必要です。

下記は、完全室内で飼われる猫1匹あたりの飼育費用の目安になりますので、猫を飼うことを検討している方は参考にしてみてください。

 

最初に必要な費用

猫の飼育費用 初期

保護団体や里親募集などで猫を引き取る場合は、健康診断とワクチンは実施済みの場合が多いですが、譲渡時に支払う形になっていることが多いです。

混合ワクチンは生後2ヶ月〜3ヶ月くらいの間に2回接種することを想定し、1回あたりの費用は6,500円で計算しています。

※参考:家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査及び飼育者意識調査 調査結果(平成27年度)の、白血病を含む猫の混合ワクチンの中央値6,514円

 

毎月必要な費用

猫の飼育費用 毎月

1ヶ月あたりの出費については、大体5,000円くらいを目安に考えると良いでしょう。
※参考:一般社団法人 ペットフード協会が行った平成27年度の調査、医療費を含む1か月の支出額平均5,087円

 

初年度に必要な費用

猫の飼育費用 初年度
※参考:家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査及び飼育者意識調査 調査結果(平成27年度)

去勢手術や避妊手術など不妊手術の費用は病院によって料金に差がありますので、お近くの病院のホームページなどでご確認ください。

また、自治体によっては猫の不妊手術に対して助成金を出しているところがありますので活用すると良いでしょう。
猫の不妊・去勢手術費助成(補助)制度一覧
ぜんこく 犬猫助成金 リスト

 

毎年必要な費用

猫の飼育費用 毎年

生後2ヶ月〜3ヶ月の間に2回ワクチンを接種したら、その後は1年に1回ワクチンを受けるのが一般的です。また、病気の早期発見につながるので、健康診断の受診も欠かせません。

 

突発的に発生する費用

完全室内飼いしている場合は猫が交通事故に会うことはないと思いますが、急に体調を崩して病気になってしまったり、複数の猫を多頭飼いしていると猫同士の喧嘩で怪我をしてしまったりして、突然治療費が必要になる可能性はあります。

その場合の費用は症状、病院、治療方針などによっても変わってきますので、事前に予測することが困難です。

参考までに、ペット総研が行った2015年に行ったアンケート結果によると、病気や怪我の年間平均治療費が「17,689円」となっています。

 

その他にあると良いもの

これまで猫を飼うために最低限必要な出費をあげてきましたが、その他にも猫のためになったり、飼育環境が快適になったりするものがありますので、以下のようなものを購入する余裕も持ちあわせておきたいところです。

(例)
・首輪
・爪切り
・ケージ
・ベッド
・除菌消臭用品
・餌とお水の容器
・キャリーケース
・キャットタワー
・マイクロチップ
・ウエットティッシュ
 

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