相棒は黒猫、イザベル・ユペール主演の映画「未来よ こんにちは」

ヒロインの相棒役に可愛らしい黒猫が登場するフランス映画、「未来よ こんにちは」の公開が3月25日から日本ではじまります。

映画「未来よ こんにちは」の1シーン、イザベル・ユペールと黒猫のパンドラ

この映画は、50代でまさかのおひとり様人生に直面することになったヒロインが、前へと歩を進める様を爽快に描いた作品で、主演を務めるのは、先月発表されたアカデミー賞で主演女優賞にノミネートされるなど、フランスを代表する国際女優として知られるイザベル・ユペール。

アカデミー賞主演女優賞にもノミネート、フランスを代表する女優イザベル・ユペール

<ストーリー>
充実した日々のはずが、気づけば予想もしていなかったおひとり様。
けれど、孤独も時の流れもしなやかに受け入れたなら、未来は再び微笑みかけてくる。
パリの高校で哲学を教えているナタリーは、教師の夫と独立している二人の子供がいる。哲学の授業に情熱を傾け、年老いた母親の面倒をみる日々。そんなある日、夫に別の女性ができ、彼女と生活をすると告げられる。続けて長い付き合いだった出版社とは契約も終了し、母は他界する。バカンスシーズンを前に、ついにおひとり様となったナタリーは完全なる自由を得て、人生を再スタートさせるのだが….

一方、メガホンを取ったのは「グッバイ・マイ・ファーストラブ」「EDEN/エデン」などの作品を手がけたミア・ハンセン=ラブ。

2009年に発表した作品「あの夏の子供たち」では、第62回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門で審査員特別賞を受賞し、男女の恋愛模様を描き続けたフランス映画の巨匠、エリック・ロメールの後継者とも称されていましたが、昨年には本作でベルリン国際映画祭の銀熊賞 (監督賞)を受賞し、名実ともにフランス映画界を牽引する監督の一人となりました。

そんな今最も旬な女優と監督がタッグを組んで作られた本作品は、孤独や時の流れをしなやかに受け入れていく潔い生き方を提示しながらも、愛に満ちた人間ドラマとなっています。

また、ストーリーもさることながら、パリ、ブルターニュ、フレンチ・アルプスのヴェルコール山地など、美しい映像を楽しめるのも本作品の魅力となっているほか、劇中にヒロインの相棒として登場する、ちょっと太目の黒猫「パンドラ」が、とても良いアクセントを与えてくれます。

相棒は黒猫、イザベル・ユペール主演の映画「未来よ こんにちは」

フランスは日本の約半分ほどの人口ながら、猫の飼育数や飼育者数は日本よりも多い、猫好きなお国柄でもあります。


パリと言えばこの黒猫のポスターですにゃ

作中に登場する黒猫の「パンドラ」が、落ち込みながらも前に進んでいくヒロインにどんな風に寄り添っているのか、どのような存在として描かれているのか、猫好きな方はそんなことに思いを巡らせながら鑑賞してみるのも面白いかもしれませんね。

 

映画:未来よ こんにちは

2017年3月25日(土)より、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次ロードショー

監督:ミア・ハンセン=ラブ
脚本:ミア・ハンセン=ラブ
出演:イザベル・ユペール、アンドレ・マルコン、ロマン・コリンカ

2016 年/フランス/102分/原題:L’Avenir/英題:Things to Come/PG12

©2016 CG Cinéma · Arte France Cinéma · DetailFilm · Rhône-Alpes Cinéma

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