大阪キタの商店街を「さくらねこ」が3年間ジャックするニャ

大阪キタ・梅田駅近くのアーケード商店街を、さくらねこ(不妊済みの印として耳先が桜の花びらのようにカットされた猫)がジャックする試みが行われています。

場所は大阪駅・梅田駅近くの露天神社(つゆのてんじんじゃ / 通称:お初天神)西側にある、曽根崎お初天神通り商店街のアーケード。

露天神社(お初天神)の境内お初天神の境内

曽根崎お初天神通商店街のアーケードPhoto:townphoto.net

もともとこの辺りの繁華街では野良猫が増えすぎてしまい、糞尿や鳴き声に悩まされており、猫の健康状態も悪かったことから、付近の住民や飲食店などから苦情が殺到していたと言います。

露天神社/お初天神の裏路地お初天神の裏路地

そこで相談を持ちかけられたのが、犬猫の不妊手術奨励や動物愛護の普及啓発を行っている「公益財団法人どうぶつ基金」。

同基金は、行政による猫の殺処分ゼロを目指して毎年全国数千匹の野良猫に無料で不妊手術を施し、個体数が増えないようにする取り組み「さくらねこTNR」を行っているほか、地域猫や譲渡犬猫などを対象にしたワンニャン写真動画コンテストを主催するなど、犬猫の不妊手術奨励や動物愛護の普及啓発を行っている団体。先日ご紹介した「さくらねこクッキー」の寄付先としても指定されています。

どうぶつ基金©公益財団法人どうぶつ基金

そんなどうぶつ基金の助力により、キタエリアではお初天神境内での出張手術など約200頭の猫に無料で不妊手術を実施。その結果、尿臭やさかり声などが激減して苦情もなくなり、今では、さくらねこに会うために国内はもとより海外からも観光客が訪れるようになったのだとか。

そんな経緯から大阪キタをさくらねこの聖地にし、全国に殺処分ゼロを呼びかけることを目的として、この度、お初天神西側にある商店街アーケード約35メートルの区間をデコレーションすることを企画。

設置工事は2017年7月10から2日間かけて行われ、7月15日の夏祭り(例大祭)で盛大に披露されました。

大阪キタ、曽根崎お初天神通商店街アーケードに設置された「さくらねこ」啓発の装飾©公益財団法人どうぶつ基金

アーケード内には大きなさくらねこの写真や、パネル、ねこ提灯などが設置。その脇には「さくら耳は不妊手術済みのしるし」「会いにキタ さくらねこ」「キタは世界一、ねこにやさしい街」などの啓発メッセージがそえられており、さくらねこの写真に視線をやると自然と目に入ってくるように配置されています。

その他にも、さくらねこやTNR活動(野良猫の不妊手術)についての説明、どうぶつ基金の取り組みなどが可愛いさくらねこの写真とともにアーケードを埋め尽くしていますよ。

曽根崎お初天神通商店街アーケードの「さくらねこ」説明パネルさくら耳が強調 ©公益財団法人どうぶつ基金

曽根崎お初天神通商店街アーケードの「TNR」説明パネルTNRの説明も ©公益財団法人どうぶつ基金

曽根崎お初天神通商店街アーケードの「どうぶつ基金」紹介パネル©公益財団法人どうぶつ基金

曽根崎お初天神通商店街アーケードの「どうぶつ基金」説明パネル©公益財団法人どうぶつ基金

こうした取り組みによって、さくらねこやTNRの存在がもっと多くの人々に知れ渡ると良いですね。

さて、今回ご紹介したさくらねこのデコレーション期間ですが、設置後ニャンと3年間という長期にわたり継続される予定となっています。

近くに寄られた際はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

 

お初天神 さくらねこデコレーション

期間:2017年7月から3年間
場所:大阪キタ お初天神
  :西側アーケード35メートルの区間

主催:公益財団法人どうぶつ基金(兵庫県)
協力:キタ歓楽街環境浄化推進協議会

<お初天神(露 天神社)>

大阪府大阪市北区曾根崎2-5-4

画像提供:公益財団法人どうぶつ基金運営事務局