竜之介動物病院、11/22〜野良猫の不妊手術を無料で実施

熊本県にある竜之介動物病院で11月22日から1週間、野良猫の不妊手術を無料で実施するキャンペーンが実施されます。これに先立ち、キャンペーンの受付が始まっています。

竜之介動物病院竜之介動物病院の外観引用:igamoba.jp

獣医師の徳田竜之介さんが院長を務める同院は、熊本震災の直後にペット同伴の被災者を動物病院の建物に緊急避難所として受け入れているほか、タレントのダレノガレ明美さんが支援物資を届けに訪れるなど、新聞やテレビを始めとするメディアなどで取り上げられましたのでご存じの方も多いのでは。

ダレノガレ明美さんが竜之介動物病院を来訪した時の写真引用:twitter.com

今回、不妊手術キャンペーンを主催するのは、竜之介動物病院を中心に、犬猫の殺処分を減らすため様々な有志が集まってボランティア活動を行っている「Box Ryunosuke」という非営利団体。犬猫の里親探しや年2回の不妊手術キャンペーンなどを継続的に行っていて、同団体が2015年の2月から1年間の間に不妊手術を行った野良猫の数は2,949匹にものぼります。

Box Ryunosuke不妊手術キャンペーンなどのボランティア活動を行っている「Box Ryunosuke」引用:ryunosukeah.wixsite.com

こうした野良猫に不妊手術を施す取り組みは、TNR活動(Trap=野良猫を捕獲し、Neuter=避妊去勢手術をし、Return=元の場所に戻す)と呼ばれ、近年は全国的に取り組む地域が増えつつあります。手術を行った猫たちは、避妊・去勢手術が済んでいるという事が外見を見ただけで分かるようにするため、耳先が桜の花びらのようなV字型にカットされる(通称:さくら耳)ことが一般的で、オス猫は右耳に、メス猫は左耳に施されます。

一方、竜之介動物病院のある熊本県では近年、猫の殺処分数は減少傾向にありますが、その数自体は約1,700匹ほどもおり、全国的にみても少なくありません。

こうした不幸な猫を減らすことを目的に行われるのが、今回のキャンペーンです。

 

不妊手術キャンペーンの内容

期間:2016年11月22日(火)〜2016年11月28日(月)
場所:竜之介動物病院
※この期間以外は通常通りの手術金額

キャンペーンに申し込むには、下記5つの条件をすべて満たす必要があります。

■必須条件
1.野良猫であること(性別は問わず)
2.ノミダニの駆除代を負担すること
3.耳先をカットすること
4.キャンペーンの趣旨に賛同すること
5.手術は日帰りが原則
※体重1kg未満の猫、当日体調が悪い猫は不可

1点目の「野良猫」とは、特定の飼い主がおらず、不特定多数の人からご飯をもらっていたり地域で見守っている猫、誰も世話をしていない外猫のことを指します。

また、4点目の「キャンペーンの趣旨に賛同する」とは、殺処分される猫の多くが子猫であり不幸な事故に遭遇する猫も多いことから、野良猫の不妊手術を行い個体の増加を防ぐことで殺処分される猫を減らす目的があること、寄生虫の駆除薬により地域の衛生について考えてもらうこと、などについて応募者が賛同することを指します。

■費用
不妊手術費はボランティアによって行われるため無料となりますが、外部寄生虫の駆除代として1,080円/1頭が必要となります。
※応募する猫が複数いる場合、駆除代は頭数分の実費が必要

■申込
事前に電話にて予約が必要となります。
TEL:096-247-6877(平日9:00〜17:00)

2016年11月8日現在、当キャンペーンにて手術を行う野良猫の数は制限しない方針であると公表されていますが、予約状況などによっては早めに締切となる場合もありますので、キャンペーンの趣旨に賛同する希望者の方は早めに予約をすることを推奨します。