外猫の情報を共有する「ねこでる」動物病院と大学が共同開発

地域で見かけた猫の情報を共有する、「ねこでる」というウェブサービスが11月10日から熊本で始まっています。

崇城大学と竜之介動物病院が共同開発した、外猫の情報を共有するサービス「ねこでる」

「ねこでる」は地域で見かけた猫をスマートフォンで撮影して、位置情報と共に投稿することで猫の状況や数を把握し、「TNR活動」に役立てることを目的とした無料のサービス。

「TNR活動」とは、野良猫を捕獲し(=Trap)、避妊去勢手術をし(=Neuter)、元の場所に戻す(=Return)取り組みの頭文字を取った名称のことで、いちど手術を受けた猫は外見を見ただけで判別できるように、耳先が桜の花びらのようなV字型にカットされています。

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新たに公開された「ねこでる」というサービスでは、猫の写真と位置情報の他に、猫の耳先の形状(カットの有無)や性別、年齢、飼い猫かどうかなどの情報を分かる範囲で入力することができるようになっていて、会員登録やログインなどを要せず気軽に猫の情報を投稿することができます。

地域の猫情報を共有する「ねこでる」、猫の登録画面イメージ

登録された情報は「猫の写真とコメント」であれば誰でも見ることができ、最近登録された猫、「いいね!」や「コメント」がたくさん付けられた猫など、表示の順番を並び替えることも可能。さらにユーザー登録をすると、気に入った猫の写真に「いいね!」を付けたり、「コメント」を書き込むことができるようになっています。

地域の猫情報を共有する「ねこでる」、登録された猫の画面イメージ

このサービスを開発・運営しているのは熊本県の崇城大学と、TNR活動に取り組んでいる竜之介動物病院。当病院の院長によると、「まずは1人でも多くの人に使ってもらい、地域に猫がいることを楽しんで欲しい。」と語っています。

発表記者会見の様子崇城大学と竜之介動物病院による「ねこでる」のサービス発表記者会見の様子引用:facebook.com

また、サービス公開後には「迷子猫」の機能が新たに搭載されており、ユーザー登録した人は迷子になってしまった猫の写真や特徴などを入力することができるほか、迷子猫の情報は誰でも閲覧することができるようになっているため、迷子猫が飼い主の元へと戻るための一助にもなると期待されています。

地域の猫情報を共有する「ねこでる」、登録された迷子猫の画面イメージ

11月1日には千葉県の浦安市が、猫の情報を共有して地域猫活動に役立てる「ニャンだぁ!らんど」というスマホアプリを公開して注目を集めましたが、今回は自治体ではなく、教育機関と動物病院という新たな組み合わせによる連携で、地域で猫を支援する活動が広がりつつあります。

今後もスマートフォンを活用して、地域猫やTNR活動をサポートする試みが広がっていくのではないかと予測されます。

出典:neko.today

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