自閉症の少女と子猫の奇跡の物語「小さなモネ アイリス・グレース」

自閉症の少女と子猫の物語「小さなモネ アイリス・グレース:自閉症の少女と子猫の奇跡」が6月26日に発売されました。

書籍「小さなモネ アイリス・グレース:自閉症の少女と子猫の奇跡」@Arabella Carter-Johnson,2016

本書は自閉症の少女を育てる母親が綴った子育て日記。

絵を描くことに喜びを見つけた自閉症の少女・アイリスと、固い絆で結ばれた一匹の猫。そして少女を育てる母の姿が困難に立ち向かう勇気をくれるストーリーで、世界8ヶ国で翻訳出版されている注目の感動ノンフィクションです。

小さなモネ アイリス・グレース

主人公のアイリスはイギリス中部・レスターシャー州にある村で両親と暮らしている少女。あまり聞き慣れない地名ですが、同州はサッカー日本代表の岡崎慎司選手が所属するクラブ、レスター・シティFCのホームタウンがある地域として近年日本でも紹介されることがありますね。

2歳の時に自閉症スペクトラム障害と診断されたアイリスは、誰とも目を合わせない、声を発しない、大きな音が我慢できない、全然寝ないなど、多くの子にできることがアイリスにはできませんでした。

一方、アイリスの母であり本書の著者でもあるアラベラは、自分の娘が他の子供たちと違っていることに気づいてはいたものの、自閉症という診断を下されて何をどうすればいいのか分からず、適切な支援やガイドもないまま娘を理解しようと奮闘。しかし娘のためにと思ってやったことが何一つ計画通りにいかないもどかしさの中で、落ち込み、涙に暮れ、再び立ち上がる毎日が続いていきます。

試行錯誤の中、言語療法の一環として絵を描かせてみたところアイリスが非凡な才能を発揮。2013年にはイギリスの地方紙、レスターマーキュリーに「3歳のトップアーティスト」という見出しとともにアイリスの描いた絵が掲載され、世界中の注目を集めます。

また、家に迎え入れた子猫「トゥーラと」との運命的な出会いが、アイリスと家族に次々と奇跡を起こしていきます。

小さなモネ「アイリス・グレース」と、メインクーンのトゥーラ@Arabella Carter-Johnson,2016

独創的で「小さなモネ」と称されるアイリスの絵の才能は、アメリカの女優アンジェリーナ・ジョリーや、ハリー・ポッターシリーズの主人公役ダニエル・ラドクリフから絶賛されるなど、多くの人々を魅了しています。

<ストーリー>
ある日、アイリスと家族のもとに、一匹の子猫がやってくる。

メインクーンの子猫トゥーラとアイリスは、まるでずっと昔からの友だちのように息がぴったり。トゥーラのおかげでアイリスは嫌いだったお風呂に入れるようになったり、落ち着いて眠るようになったりと、次々に奇跡が起こっていく。

固く閉ざされていた母と娘の生活に、一筋の光を差し込んだ「絵」と「子猫」。

本書の著書で母親のアラベラはプロのフォトグラファーでもあり、彼女が撮影したアイリスとトゥーラの愛らしい写真の数々も収録されています。

一緒にお風呂に入る「アイリス・グレース」と子猫の「トゥーラ」@Arabella Carter-Johnson,2016

そんなアイリスと家族愛が溢れる感動のノンフィクションが遂に日本語になって登場。興味のある方は手にとってみてはいかがでしょうか。

出典:dreamnews.jp