広島県の猫の殺処分がゼロに、8月から対象の猫を引き取り予定

広島県のNPO法人「犬猫みなしご救援隊」は2016年の8月より、殺処分予定の猫を全頭引き取ることを発表しました。これにより、広島県の動物愛護施設に持ち込まれる猫の殺処分が来月からゼロになる見通しとなりました。

NPO法人「犬猫みなしご救援隊」引用:minashigo.jp

広島県における殺処分対象の犬については、4月から別のNPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」がすでに引き取りを行っているため、犬猫ともに殺処分ゼロが実現する見込みとなっています。

従来、県内にある動物愛護施設で引き取られた猫は、飼い主が見つからなかった場合に殺処分されていましたが、同NPO法人と広島県の話し合いにより、今後は殺処分対象の猫全頭をNPO法人側が引き取ることで双方が合意したことによるものです。

引き取った猫は里親となる飼い主を募集するほか、見つからない場合は同NPO法人が飼育していく方針。同NPO法人ではすでに1000匹を超える犬猫を飼育していますが、飼育数の増加に備え改修を計画しているとのこと。

今後は犬猫を生かすノウハウを共有すべく、同NPO法人と県の双方が人的交流を行うほか、県は地域猫活動に取り組む方針であるとしています。

広島県では近年、猫の譲渡数が増加傾向にある一方で殺処分数は減少傾向にありましたが、2014年時点で年間2000匹近い猫が殺処分されており、今回の取り組みは画期的な成果をもたすことになりそうです。

広島県:引き取られた猫の処置(譲渡/返還/殺処分件数) 参考:広島県に引き取られた猫の処置(譲渡/返還/殺処分件数の推移)

今後は、継続的な取り組みと運用の維持が期待されます。

なお、同様の成果としては、神奈川県の動物保護センターが所管する区域において2年連続で猫の殺処分ゼロを実現していますが、県内全域での達成は初の事例となる見込みです。

出典:chugoku-np.co.jpfacebook.com

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