動く猫カフェ!車内で子猫と触れ合える 「ねこカフェ列車」が走るニャ

岐阜県にある鉄道会社・養老鉄道が昨日、列車の中で子猫と触れ合える「ねこカフェ列車」を9月10日(日)に運転すると発表しました。

養老鉄道は近畿日本鉄道(近鉄)の100%子会社で、三重県の桑名(くわな)駅と岐阜県の揖斐(いび)駅を結ぶ養老線を運営している鉄道会社。

同社が本社を構える岐阜県大垣市は、2016年に公開されたアニメ映画「聲(こえ)の形」の舞台となった地域で、作中では主人公が養老鉄道をモデルにした電車に乗って出かけるシーンが登場。その後も映画とコラボしたグッズや切符を販売するなど近年注目を集めています。

養老鉄道 西大垣駅養老鉄道 西大垣駅

そんな養老鉄道が、列車の中で子猫と触れ合える「ねこカフェ列車」を2017年9月10日(日)に運転すると発表しました。

同社によると、列車の中を猫カフェとして開放するのは全国初と考えられるとのこと。確かに猫の駅長さんや車掌さんに就任した例は聞いたことがありますが、ねこカフェは初めてな気がしますよね。

ねこカフェ列車のプランは2つのコースが用意されており、それぞれ定められたコースを運行している間、貸切列車内で子猫たちと触れ合うことができます。

動く猫カフェ!養老鉄道の車内で子猫と触れ合える 「ねこカフェ列車」が走るニャ眺めが良いですにゃ〜

参加料金は1名3,000円で、お弁当やお茶菓子が提供されるほか、養老鉄道沿線名産の「美濃いび茶(天空の古来茶)」が飲み放題となります。

この催しは保護猫活動の支援を目的に計画されたもので、ねこカフェ列車に乗り込む猫ちゃんは、岐阜県内で殺処分予定の子猫などを保護して里親を探しを行っている「こねこカフェSanctuary」の猫たち。

参加代金の一部は、同ねこカフェによる殺処分ゼロに向けた保護猫活動に充てられる仕組みとなっているほか、ねこカフェ列車の発着駅となる池野駅では運行同日、動物保護支援団体KAMによるチャリティーイベント「ハピねこトレイン in 池野駅」が開催される予定となっています。

 


ねこカフェ列車

■実施日
2017年9月10日(日)

■行程
<1コース>
大垣駅(10:30集合)

貸切列車内にて子猫との触れ合い

池野駅(13:00頃解散)
※大垣駅~養老駅~大垣駅~池野駅を運転

<2コース>
池野駅(11:20集合)

貸切列車内にて子猫との触れ合い

大垣駅(14:50頃解散)
※池野駅~大垣駅~養老駅~大垣駅を運転

■募集人員
両コースとも先着40名限定

■参加費
3,000円(大人、小児共通)
養老鉄道1日フリーきっぷ、お弁当、お茶菓子つき

■申込先
HP :http://www.yororailway.co.jp
TEL:0584-78-3400(養老鉄道総務企画課)

参加の申込は9月4日(月)まで受け付けていますが、募集人員に達した時点で募集終了となります。

さて今回ご紹介した「ねこカフェ列車」ですが、ニャンと発表された当日中に2コースとも満員締切となっており、とても大きな反響が寄せられているようです。

実際に運行してみて好評であれば別の日程でも企画されるかもしれないですし、もしかすると他にも同じような試みを検討する鉄道会社が出てくるかも!?しれませんね。

出典:atpress.ne.jp

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