3つの美術館が共同運営する「美熱女子」で猫のアート作品を紹介

3つの美術館が共同で情報を配信しているTwitterアカウント「美熱女子(びねつじょし)」にて6月28日、猫が登場するアート作品が取り上げられます。

美熱女子

「美熱女子」とは、東京駅の周辺に位置し、近代美術をコレクションしている「東京国立近代美術館」「ブリヂストン美術館」「三菱一号館美術館」という3館の広報担当者が共同で情報配信を行っている取り組み。

美術を好きな人たちに美術をもっと好きになってもらいたい、美術を知らない人たちに美術の面白さを知ってもらいたい、という思いからはじまったプロジェクトです。

一般的に、美術館が運営するソーシャルメディアでは常設展や企画展の告知、およびその展示作品に関する情報を配信していることが多いですが、「美熱女子」では3館の広報担当者が連携して各館が収蔵・展示している作品の紹介をTwitterでつぶやいているのが特徴。

「東京国立近代美術館」「ブリヂストン美術館」「三菱一号館美術館」の広報担当者が美術情報を配信

美術館のつぶやきと聞くと専門的で小難しそうな内容を想像してしまいますが、美熱女子で配信している情報は学芸員のような学術的な解説とはちょっと違います。

具体的には、3館の担当者がそれぞれ「ときみ」「イチコ」「ブリヂット」というキャラクターを通じてより幅広く美術の魅力を伝えられるような情報を配信しており、美術作品や作家についての情報のほか、日々の仕事の中で思うこと、気になること、美術館周辺の情報などを交えた等身大のつぶやきを行っているんですね。

また、担当はみな女性で同年代ということもあり、あくまで「フツーの」女性の目線で見た、美術の楽しさや面白さを伝えるための取り組みなのだとか。

さて、そんな「美熱女子」では毎週水曜日の夜に情報を更新しているのですが、6月28日(水)の夜には、にゃんと猫が登場するアート作品を取り上げる試みが企画されています。

美熱女子で紹介する茶トラと黒ねこ

各館の担当者が日常の中で猫に感じた思いのほか、それぞれの美術館に収蔵されている猫作品が取り上げられる予定となっています。

橋本平八:「牝猫」 1929年/東京国立近代美術館

小杉放庵(未醒):「椿」 1937年/東京国立近代美術館

エジプト:「聖猫」 紀元前950-660年/石橋財団ブリヂストン美術館

オノレ・ドーミエ:「犬も猫も壺もどれもこれもかわいい・・・陶器マニアより」 1855年/石橋財団ブリヂストン美術館

フェリックス・ヴァロットン:「怠惰」 1896年/三菱一号館美術館

どれも猫好きな人であればニヤリとしてしまいそうな作品ですね。

これらは別々の美術館に収蔵されているため、本来であれば各館単独では個別にしか配信できない情報ですが、こうしてまとめて観ることで初めて目に留まる作品というのもありそうです。

この取り組みは、美術館に来たことのない人々にも美術に対する興味や関心を盛り上げ、美術ファンの裾野を広げることを目的としていますので、美術好きな方はもちろん、「美術にはあまり関心がないけれど猫は好き」という方は、美術の魅力に目覚めるきっかけとなるかもしれません。

この機会に美熱女子のアカウントをチェックしてみてはどうですかニャ。

参考:美熱女子(@binetsujoshi_PR)

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