迷子猫の情報交換サイト「迷子猫.COM」猫のテリトリー検索機能も

迷子猫の情報交換ができる掲示板、「迷子猫.COM」のサイトが10月5日にオープンしました。

迷子猫の情報交換サイト「迷子猫.COM」猫のテリトリー検索機能も

猫が一旦迷子になってしまうと、交通事故に遭う、伝染病にかかる、保健所や動物愛護センターに収容されて期限後に殺処分されるなど、飼い主の元に無事戻ってくることは難しいと言われており、実際に環境省が公開している情報では、大半の都道府県で猫の返還数は非常に少ないという結果が出ています。
参考:都道府県別 – 猫の引取・返還・譲渡・殺処分数(統計資料)

そのような迷子猫の存在をより多くの人に知ってもらい、飼い主の元に返ってくる一助になればという想いから始まったのが「迷子猫.COM」という掲示板サービス。

迷子猫を「探している人」「保護した方」「目撃した人」などが情報交換をするための掲示板で、迷子猫の情報は都道府県ごとに分かれているほか、迷子範囲を推測する機能や、より多くの人に知ってもらうためTwitterやFacebookと連動しているなど、猫を探すための機能や工夫が凝らされています。

 


「迷子猫.COM」の特長

1.迷子猫の掲示板
迷子猫の写真、特徴、詳細情報などのほか、猫が迷子になった場所も地図上に登録することができます。
猫が迷子になった場所も地図上に登録することができる

2.迷子猫のテリトリーの範囲検索
猫の性別や去勢避妊の有無を選択すると、迷子になってしまった地点から猫のテリトリー範囲を推測することができます。
迷子猫のテリトリーの範囲検索

3.掲示板とSNSの連動
迷子猫の情報を登録すると個別ページが作成されるので、そのページをTwitterやFacebookなどで拡散することができます。
掲示板とTwitter・Facebookの連動

4.迷子猫のポスター制作
迷子猫として投稿した情報を元にポスターを簡単に作成するでき、ポスター貼りや郵便受けへの投函などによって広く呼びかけることができます。
迷子猫のポスター制作が可能

特に、2.の迷子猫のテリトリー範囲検索は、情報提供を呼びかけられた側の人にとっては、迷子猫がいそうな範囲を視覚的に把握することができるため、近隣の迷子猫の存在を意識しやすくなりますし、捜索ポスターにも掲載しておくと、情報提供に繋がりやすくなるのではないかと期待されます。

猫が迷子になってしまった時は、時間が経過すればするほど遠くに行ってしまう可能性が高まるため、捜索に向けたアクションを早急に取る必要があります。しかし、いざ飼い猫が迷子になってしまうと飼い主自身も動揺してしまい、やるべき事を迅速に判断して実行することが困難な場合も少なくありません。

迷子猫.COMでは「迷子猫の探し方」というページも用意されていて、猫が迷子になってしまった時に取るべき行動と主な連絡先も記載されていますので、迷子猫について学んでいない人にとっては参考になるのではないかと思います。

猫の飼い主さんは一度サイトをご覧になってみてはいかがででしょうか。

気に入ったらブックマークなどに登録しておくと、いざという時にすぐアクセスできるので便利ですね。

サイト:迷子猫.COM
公開日:2016年10月
URL:http://maigo-pet.net/cat/
利用料:無料

出典:value-press.com

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