白猫ノンタンが生誕40周年!貴重な原画や資料などを展示する「DESIGN NONTAN展」が開催

子供の頃に読んだ絵本に登場する白い猫・・と言えば、「ノンタン」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

絵本「ノンタン ぶらんこのせて」表紙イメージ
Amazonより

絵本作家のキヨノサチコさんによって最初に描かれた「ノンタンぶらんこのせて」が1976年に登場してからこれまで、発行部数がシリーズ累計で3,100万部を超えるほど大人気の絵本作品です。

絵本以外にも、千秋さんがノンタン役の声優をやっていたことでも知られるテレビアニメや、CD、DVD、ゲーム、キャタクラー商品など数多くのシリーズ作品が登場しており、中には親子2〜3代に渡ってノンタンを読んだことがある、なんて方も珍しくないのかもしれません。

しかし、元気いっぱいのノンタンは昔の絵本業界では珍しいタイプの主人公で、ワガママで調子に乗ってしまう子供そのものを描いた作風は、批判を受けることも度々あったのだそうです。

そんな批判を受けても、「楽しい絵本を描きたい」という作者の情熱によって描き続けられた絵本は数十冊を超え、今年2016年には生誕から40周年を迎えることになりました。

それを記念して、9月30日(金)から「ノンタン生誕40周年記念 DESIGN NONTAN展」が開催されます。


展示内容

ノンタンの生誕40周年を記念して企画された本展覧会は、「ノンタンの たんじょうび」の原画をはじめ、絵本や、3Dアニメ誕生の過程がわかるラフスケッチ、アイデアノートなどが展示されるほか、当展覧会初公開となるノンタンと仲間たちのデザイン画など、約80点の原画や資料などが展示される予定となっています。

オリジナルグッズ

ノンタンの限定オリジナルグッズ

会場にはノンタンのグッズコーナーが設営され、展覧会限定のアパレル、雑貨、複製原画など、会場でしか購入できないオリジナルグッズが多数販売されます。

ノンタンが登場

会期中には大きなノンタンが会場に現れ、来場者をお出迎えしてくれるという企画も予定されていますので、ノンタンと記念撮影ができそうです。

作者のキヨノサチコさんは一番最初にノンタンを描くとき、「親子代々読み継がれるような末永く愛される絵本を描き続けたい」と願っていたと言われています。また、惜しくもキヨノさんは2008年に亡くなられていますが、生前には「私がいなくなっても、ノンタンは元気に生き続けるから」と語っていたとも言われています。

その言葉どおり、未だに多くの人々から愛され続けているノンタン作品ですが、本展は、展示資料を通してノンタンが生まれる過程を垣間見ることができる、貴重な機会と言えるでしょう。

親子でノンタンを読んでいる方や、子供の頃の懐かしい記憶が蘇ってきた方は、ぜひ足を運んでみてはいかがででしょうか。

<ノンタン生誕40周年記念 DESIGN NONTAN展>
期間:2016年9月30日(金)~10月17日(月)
時間:10:00~21:00
会場:池袋パルコ パルコミュージアム
入場:500円、学生400円、小学生以下無料
※最終日は18:00に閉場

・PARCOカード・クラスSの提示で入場無料
・PARCOカードの提示で入場料半額
※本人のみ、複数割引サービスの併用不可

<池袋パルコ パルコミュージアム>

東京都豊島区南池袋1-28-2
池袋パルコ 本館7F

出典:parco-art.com

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