100年前のネコの絵葉書を200枚展示している「猫の絵葉書展」

兵庫県神戸市にある絵葉書資料館で「猫の絵葉書展」が12月まで開催されています。

絵葉書資料館とは、同館の館長が30年以上にわたって収集してきた膨大な絵葉書コレクションを持つ資料館で、明治後期から大正、昭和の始めにかけて作られた国内外の絵葉書の一部を常設展示している世界的にも珍しい資料館です。

絵葉書資料館

日本では1873年(明治6年)に国家・公社による官製葉書が導入されたのち、1900年(明治33年)に民間の業者などによる私製絵葉書の使用が認められ、それ以降にユニークなデザインの絵葉書が数多く生まれ絵葉書文化の花が開きました。

明治の長崎県庁、手彩色絵葉書明治の長崎県庁、手彩色絵葉書

各地には絵葉書の専門店ができ、絵葉書交換会や展覧会などが開催された一方、美術絵葉書の多くは著名な作家が手がけるなど、本画にはないユニークなデザインで小さな美術品として人気を博しました。

そんな歴史が感じられる国内外の絵葉書を1万点以上も所蔵している同館では、定期的に企画展を開催しており、現在は「猫の絵葉書」をテーマにした展示会が開催されています。

猫の絵葉書展

昔、猫はネズミを捕まえる為に穀物の守護者として重宝され、黒猫はハロウィンの象徴として魔女神の使いとも悪魔の手先とも云われました。ハンターとしての気質が高く自己中心的にふるまう気まぐれな性格は、猫の神秘性となり、畏敬の念をもって愛玩されました。

また、猫の顔は比較的擬人化しやすいことから、人々に愛されたとも言われています。

本展ではそんな猫をモチーフにした、100年前にデザインされた「和洋絵葉書」を約200点ほど展示。

「猫の絵葉書展」で展示されている猫の絵ハガキ1

「猫の絵葉書展」で展示されている猫の絵ハガキ2

絵葉書にはその当時の風景や風俗、文化などを現代に伝え、古き良き時代にタイムスリップして歴史を再発見できる魅力があります。作品を通じて人間と猫の関わり合いや、当時の猫の暮らしぶり、猫にまつわる物語などを感じられる展示内容となっています。

「猫の絵葉書展」で展示されている猫の絵ハガキ3

また、館内の常設展示コーナーでは日本手彩色・珍品・美術・木版などが500種以上、外国美術や珍品等が300種以上展示されているほか、すかし絵葉書の実演コーナー、復刻絵葉書やアンティークポストカードなどを購入できる販売コーナーもあります。

企画展は年末まで行われていますので、猫好きな人はいちど足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

猫の絵葉書展

期間:2017年05月18日(木)~12月28日(木)
時間:11:00~17:30
開館:木、金、土
料金:大人 300円(小中学生は200円)
会場:絵葉書資料館
TEL:078-705-1512(学芸課)

<アクセス>

兵庫県神戸市垂水区歌敷山1-7-20

(C) Postcard Museum

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